介護ロボット普及推進事業の背景と目的

我が国は、世界に例をみないスピードで高齢化が進行しています。今後、総人口が減少するなかで、高齢者の人口に占める割合は上昇を続け、2015年には26%、2055年には40.5%に達し、2.5人に1人が65歳以上となることが予測されています。

 

国と同様に、神奈川県においても急速に高齢化が進展しており、要介護高齢者も増加し続けています。こうした背景のなかで、前々から地域における介護・医療システムのあり方が問われていました。また、介護現場においては、人材を取り巻く様々な課題がクローズアップされており、良質な介護サービスの充実に向けた取り組みが求められていました。


このような背景から、介護分野の課題解決に向けて、ロボット関連技術などの先端技術を活かす試みが重要な課題となっていました。そこで、平成22年度に「ロボット導入が介護分野の課題解決になるのでは?」との仮説を検証するために、神奈川県から事業の受託をしました。これが、わたしたち公益社団法人かながわ福祉サービス振興会が介護ロボット普及推進事業に取り組み始めたキッカケでした。

 

当事業では、「介護分野が抱える様々な問題解決」と「新産業の育成」の2つを目的として掲げています。

 

介護ロボット普及推進事業の目的は?.jpg

 

「介護分野が抱える様々な問題解決」については、「介護される側」と「介護する側」の両側面から問題解決の検討を行っています。例えば、「介護される側」には自立・身体動作の支援があります。一方、「介護する側」には、介護の負担軽減や人手不足の解消などの解決すべき問題があります。

 

目的1:
介護分野が抱える様々な問題解決


  ●介護される側の問題解決 
    例:自立・身体動作の支援


  ●介護する側の問題解決 
    例:介護の負担軽減、人手不足の解消

 

また、介護分野の課題解決に加えて、リーマン・ショック後から急減に冷え込んだ日本の経済状況の打開のためにも、神奈川県では新産業を育成する必要でした。新産業の育成が雇用機会の増大、そして経済発展へと繋がるからです。これがもう1つの目的である「新産業の育成」となります。

   

目的2:
新(ロボット関連)産業の育成


 
●新産業の育成
   →雇用機会の増大
    →経済発展!

 

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